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アレグラはジュースと飲むと効果が弱まる?

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花粉症やアトピー性皮膚炎、蕁麻疹などで使用される事の多いフェキソフェナジン(アレグラ)。 果汁ジュースと一緒に飲むと効果が弱まってしまうかもしれません。 この果汁ジュースは、果汁の度合いが低ければその影響も低くなると言われています。 果汁ジュースとフェキソフェナジンは1〜2時間程度空ければ大丈夫です。 また、ドラッグストアなどで買えるフェキソフェナジンは鼻の症状のみの適応なので皮膚症状には使用できません。 少しでも参考になれば幸いです! 他にも情報を発信しています▼▼ @ken_pharmacist #花粉症 #花粉症対策 #花粉症つらい #花粉 #花粉対策 #花粉症予防 #花粉症治療 #花粉の薬 #アトピー性皮膚炎 #アトピー #アトピー治療 #蕁麻疹 #かゆみ止め #鼻水止まらない #アレグラ #アレグラfx #フェキソフェナジン #ジュース大好き #薬 #薬剤師 #薬局 #調剤薬局 #ドラッグストア #登録販売者 #薬学部 #インスタ医療団 #インスタ医療団_薬剤師 #インスタ薬剤師

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薬は水で飲むのが基本ですよね。

ジュースで薬を飲むことはほとんどないかもしれませんが、お子さんの場合は粉薬が飲みにくくてジュースなどに混ぜて飲むことも多いかと思います。

例として花粉症やアトピー性皮膚炎、蕁麻疹などで使用されることの多い アレグラ(フェキソフェナジン)はグレープフルーツジュースやその他の果汁ジュースと一緒に飲むと効果が弱まってしまう可能性があるので詳しく解説します。

参考文献

Clin Pharmacol Ther.2002 Jan;71(1):11-20

なぜ弱まるのか?

アレグラはOATPという輸送体によって血液中に吸収されます。

グレープフルーツジュースがこのOATPの働きをブロックすることでアレグラが吸収されにくくなり、効果も弱まってしまうと考えられています。

アレグラの吸収に影響する時間は数時間ある

グレープフルーツジュースが吸収を妨げてしまう時間は数時間持続すると考えられているので、薬を水で飲んだからといってその直前や直後に果汁ジュースを飲んでしまうと効果が弱まってしまう可能性があります。

薬服用期間は果汁ジュースを飲んではダメなのか?

時間を空ければ問題ないと考えられます。はっきりとしたデータは見つけられませんでしたが、4時間程度は空けるようにしましょう。

アレグラ→ジュースの順番の場合は2時間以上あければ影響は少ないかと思われます。これはアレグラ が吸収されるまで概ね2時間程度の時間がかかり、吸収されてしまえば影響はほとんどないためです。

Q&A

よくある質問をいくつか紹介します。

アレグラ以外で果汁ジュースとの飲み合わせが悪い薬はありますか?

一部の薬で飲み合わせが悪い薬があります。

特にグレープフルーツジュースは一部の血圧コレステロールの薬などの効果を高めすぎてしまう可能性があることで知られています。

これらは今回のアレグラのように影響が数時間ではなく、数日と長いと言われているので注意が必要です。

影響する時間の違いは相互作用のメカニズムが違うためで、アレグラとグレープフルーツジュースは作用が弱まってしまうのに対し血圧の薬とグレープフルーツジュースでは作用が強まってしまいます。

アレグラで他に飲みあわせに注意するものはありますか?

抗生物質のエリスロマイシンが作用を強めてしまう可能性があります。

また、制酸剤がアレグラの作用を弱めてしまう可能性があります。

グレープフルーツジュース以外のジュースもダメなんですか?

リンゴやオレンジジュース、その他の果汁ジュースでも影響する可能性があります。

グレープフルーツジュース同様、その他の果汁ジュースも控えた方がよさそうです。

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