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ニキビの市販薬はおすすめできるか?成分や注意点を解説

以前、Instagramでこのような投稿をしました。

 
 
 
 
 
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ニキビはいち早く治したい!そんなニキビの治療を市販薬でもできるのか?について解説しています。 結論からいうと、ニキビは皮膚科へ行きましょう。 市販薬で治療はなかなか難しいです。 ニキビの原因には色々あって、皮脂が多い場合にできるニキビ、乾燥によるニキビ、ホルモンの影響によるニキビなど原因により治療方針は変わってきます。 皮脂過剰や乾燥なら予防は出来るかと思いますが、治療は皮膚科の薬じゃないと効果があまり期待できないです。 しかし、市販薬にもニキビ用のものがいくつかあります。 この薬がオススメ!というものはありませんが、イブプロフェンピコノールという成分が入っている商品のほうが有効かな?といった感じです。 ニキビができてしまった時や、ニキビを予防したい場合のスキンケアも大事で、ここでは洗顔と保湿について簡単に紹介します。 まずは洗顔についてですが、ニキビは毛穴のつまりを防ぐこと、ニキビの菌を減らすことが大事なので洗顔が重要です。 しかし、洗い過ぎは悪化の原因になります。 例えば肌は弱酸性の状態なんですが、アルカリ性が強いもので洗いすぎたりしてしまうと弱酸性に戻りにくくなってしまうことがあります。 ニキビの菌はアルカリ性の状態が生きやすいので弱酸性に戻らないとニキビの発生や悪化につながってしまう可能性が高くなります。 保湿に関しては、保湿剤に含まれている栄養成分がニキビの菌のエサになってしまうので、これが悪化や治らない原因になるのです。 他にもワセリンなどの肌をパックしてしまうような保湿ケアだと毛穴のつまりの原因になり、ニキビには良くないかなと思います。 他にもクレンジングも重要だったりしますが、あまり詳しくないので @armt10 さんから色々学んでいるところです_φ(・_・ とにかく基本は皮膚科です。 #にきび #ニキビ

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薬局では皮膚科からのニキビの処方せんを受けることも多いです。

患者さんの話を聞いていると、以下のような意見や質問をよく聞きます。

・なかなか皮膚科に行けずニキビが悪化してしまった
・市販薬で同じような薬があれば便利なんだけど・・・
・市販薬で効く薬はないの?

では、上記のような質問があったように市販薬で効く薬というのはあるのでしょうか?詳しく解説します。

ニキビの市販薬はおすすめできるか?

ニキビの市販薬はめちゃくちゃおすすめできるというものではありません。皮膚科で処方してもらう薬と同じ薬、類似している薬もなければ同等の効果を期待できるものも市販薬では売っていないのです。

もちろん市販薬でも効く人はいますが、効果があるというデータはあまり存在しないので今回はその根拠も示しながら以下で解説していきます。

主に日本皮膚科学会の尋常性ざ瘡治療ガイドライン2017に記載されている内容をもとに解説しています
【ガイドラインの推奨度】
A:強く推奨する
A*:推奨する
B:推奨する(A*よりかは劣る)
C1:選択肢の一つ
C2:推奨しない

ニキビの市販薬に使われている成分

ニキビの市販薬に使われている成分を知ることで市販薬の効果や注意点を知ることができます。

イブプロフェンピコノール

ニキビの市販薬で一番使われている成分ではないでしょうか。

炎症性のニキビ(赤く腫れているニキビ)に対して効果があるとされています。

ガイドラインでは【C1:選択肢の一つ】といった推奨度です。

つまり処方薬と比べると推奨度は劣りますが、 市販薬の中で選ぶとしたらこの成分が入った商品をオススメしています。

グリチルレチン酸

イブプロフェンピコノール同様、炎症性のニキビに対して使います。

しかし、この成分が ニキビに対して効果があるかどうかのデータはほとんどなく、ガイドラインでも記載がありません。

ボディクリームなどにも含まれていることがあるくらい身近な成分なのですが、この成分を中心に治療をすることは難しいでしょう。

イソプロピルメチルフェノール

ニキビの菌をやっつけるための殺菌剤ですが、情報が少ないためニキビに対して効果があるかどうかは不明です。

ちょっと余談
ニキビの菌をやっつける効果があること(実験的データ)とニキビの治療効果があること(臨床的データ)は違います。
除菌の商品などで〇〇のウイルスを99%やっつけました!と謳っていても実際に使用してウイルスをやっつけられるかどうか、そしてウイルスの感染を防げるかどうかは全く別の話ということを理解しましょう!

レゾルシン

ニキビの菌をやっつけるための殺菌剤で、角質溶解作用もあります。

毛穴のつまりを防ぐので新しいニキビができないように予防する効果が期待されますが、実際に効果があるかどうかは情報不足です。

ガイドラインにも記載はありません。

イオウ

ニキビの菌に対して抗菌作用が知られていて、角質溶解作用もあります。

昔よく使われていた成分ですが、データは少なく現在はあまり使われていません。

ガイドラインでは【選択肢の一つ】という推奨度です。

ニキビの市販薬の紹介

上記の成分が使用されている市販薬を紹介します。

エバユースにきび薬

成分はイブプロフェンピコノールのみ配合で使いやすいです。しかし、ニキビによる炎症を抑える成分のみなので 炎症が軽~中程度のニキビ症状に使うようにしましょう。

炎症のない白ニキビや黒ニキビには効果は期待できません。

ペアアクネクリームW

イブプロフェンピコノールに加えてイソプロピルメチルフェノールが配合されています。これにより 殺菌作用が加わったので幅広いニキビに対応が可能になりました。

しかし、イソプロピルメチルフェノールの殺菌効果が不明なので処方薬のような効果は期待できません。

ビフナイトn

成分はグリチルレチン/イソプロピルメチルフェノール/イオウで、抗炎症・殺菌・角質溶解と幅広い作用を期待できます。

しかし、上の2つの商品同様に処方薬のような効果は得られにくいと思いますので使用する場合も 5日程度で改善していかなければ皮膚科を受診するようにしましょう。

皮膚科の薬の使用する順番を解説している記事はこちらです。

ニキビの薬の塗る順番を解説

ニキビは皮膚科へ

ニキビを市販薬で治したいと思ってこのページをご覧いただいたのであればご期待に沿えずすみません。

今のところニキビの治療は皮膚科へ行くのが一番です。

もちろん市販薬でも効果が出る場合もあるので、なかなか皮膚科にはいけないのであれば試してみるのもいいかもしれません。

状況により市販薬を使用し、改善が見られず悪化しそうなら皮膚科で治療してもらうこと、そして状態が良くなってきたらスキンケアなどをしっかり行ってニキビを予防しましょう!

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