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小青竜湯にも副作用はある!小青竜湯の使い方と注意点

以前このような投稿をしました。

 
 
 
 
 
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小青竜湯は花粉症で処方されることが多い漢方薬です。 この小青竜湯ですが、花粉のシーズン飲み続けることはオススメできません。 そもそも花粉症だから小青竜湯を飲むという考えに誤解が生じています。 漢方は疾患(ここでいう花粉症)に対して処方するのではなく、起きている症状と体質を見て処方します。 小青竜湯の場合では、投稿の3枚目に記載した通りです。 まずは小青竜湯に合った症状、体質を見極めて飲むことが大切ですね。 少しでも参考になれば幸いです! 他にも情報を発信しています▼▼ @ken_pharmacist #漢方 #漢方薬局 #漢方薬 #漢方相談 #漢方薬処方 #小青竜湯 #東洋医学 #漢方効かない #風邪薬 #花粉症 #花粉症対策 #花粉症漢方 #花粉症に効く #花粉対策 #市販薬 #花粉症つらい #薬 #薬剤師 #薬局 #調剤薬局 #ドラッグストア #登録販売者 #登録販売者の勉強 #登録販売者さんと繋がりたい #薬剤師の勉強垢 #薬学部 #インスタ医療団 #インスタ医療団_薬剤師 #インスタ薬剤師

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漢方薬である小青竜湯は花粉症治療の選択肢の一つになるかと思いますが、安全なイメージがある漢方薬も注意しなければ副作用など危険を伴います。

・花粉症で受診したら特に何も聞かれず小青竜湯を大量に出された
・眠くなりにくい薬が欲しいと言ったら小青竜湯を勧められた
・副作用がなく安全そうだから買って飲んでいる

このような場合は薬の適正使用ができていないかもしれません。

漢方薬の考え方を少しでも理解することが間違った使い方を減らす手助けになると思うので、今回は小青竜湯の基本を紹介したいと思います。

小青竜湯の概要

小青竜湯の概要です。

構成生薬から身体を温めて、悪いものや水分を外に出す効果があることが分かります。

効能はあくまで目安で、病名で使用しないのが大前提です。

痰や咳にも効くので喘息症状にも使われることがありますが、体質をしっかり見極めて使用しなければいけません。

これは花粉症の場合も同様です。

花粉症=小青竜湯は間違い

花粉症で使う漢方薬は小青竜湯のイメージが強いですが、漢方薬を”病名”で選ぶのは漢方の考え方的には間違いです。

悪い例

花粉症=小青竜湯
風邪=葛根湯
インフルエンザ=麻黄湯 など

では、漢方薬はどのように選ぶのか?

小青竜湯を例に紹介します。

小青竜湯の使い方

漢方薬は体質などをみて処方する薬です。

汗をかきやすい人冷えが全くない人に小青竜湯を処方すると症状が悪化しかねません。

花粉症だから小青竜湯、鼻水がでるから小青竜湯という選び方は漢方の考え方とはかけ離れており、危険も伴うことを理解しておく必要があります。

悪い例
ねばねば鼻水→小青竜湯
熱で疲労感がある→葛根湯 など

漢方での花粉症の考え方

漢方では、花粉症でのアレルギー症状(鼻水など)は身体が冷えて水の巡りが悪くなり、主に『肺』に水分が溜まることでその溜まった水分が鼻水などに現れると考えられています。

小青竜湯は身体を温め汗をかかせることで余分な水分を外に出し症状を改善します。

このように、漢方薬は身体の状態をみて処方することで症状の悪化を防ぎ、その効果を最大限に発揮できるのです。

小青竜湯の副作用(注意点)

花粉症で小青竜湯を大量に処方しているケースを見かけますが、小青竜湯を長期で飲むのはオススメできません。

小青竜湯には『麻黄(まおう)』という生薬が含まれていて、この麻黄は体力を使うことで身体から悪いものを外に出す性質があります。

そのため、副作用とは言わないかもしれませんが飲めば飲むだけ体力を使ってしまい徐々に消耗してしまうのです。

「ずっと飲んでるけど大丈夫だった」という声が聞こえてきそうですが、それはその人が消耗をカバーできるだけの体力があっとというだけの話です。

こういった理由から、漢方薬は1人1人の体質をみて使用することが重要となります。

よくある質問・補足など

よくある質問や上記の記事では書ききれなかったことをこちらで紹介したいと思います。

漢方薬は飲み続けないと効果がでないのでは?

漢方薬には2パターンあります。

・飲み続けることで体質を改善していく
・即効性により症状をすぐ抑える

体質改善するというイメージが強いかもしれませんが、飲んですぐ効くような漢方も多いです。

今回の小青竜湯も即効性があります。

逆に小青竜湯には飲み続けることで体質を改善するという効果はないので注意しましょう。

小青竜湯には花粉症の予防効果はある?

ありません。

予防とは、バリア機能などを高めることで花粉症に対抗する準備をする事ですが、小青竜湯にはそのような効果は全くありません。

前述のとおり、即効性があるので花粉症に伴う症状を抑える効果はあります。

花粉の飛散前に飲み始めることで花粉に伴う諸症状が緩和するように感じることがあるかもしれませんが、これは予防ではなく症状を抑えているだけです。

花粉の飛散前から飲むのは体力が消耗しすぎるのでやめましょう。

 

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